たのしいあそびのじかん

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いつでも どこでも やってみよう!

先生からみんなへ

毎日元気にすごすためにできること

 2020年から続くSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の感染流行は、私たちの生活に大きな影響をおよぼしました。じっとステイホームを続けてストレスや体調不良を感じられた方や、ご家族全体でいつもと違う生活環境に戸惑われた方は多かったのではないかと思います。そのような方々の中には上手に対応できた方もいれば、大きな環境変化に対応できずに心身ともに体調を崩し、どうしたら良いのか困っている方々も多くおられるかと思います。
 私たちの病院でも、新型コロナウイルスの感染予防対策によって、家族の付き添いや面会の制限、プレイルームの閉鎖、病室外への行動制限などが必要となり、入院中の子ども達は遊びや学びの機会が大きく制限されて、大変不自由な思いをしています。
 そこで私たち国立国際医療研究センター子どもの心のケアチームは、お家にいても病院にいても、どのような状況でも、少しでも遊びを通した気分転換や、体を動かしてストレス解消できるような工夫ができないかと考えて、このホームページを作りました。
 テレビやゲームは没頭すると、長時間一人でじっとして夢中になってしまいます。目が疲れたり、体が固まってしまったり、生活リズムを崩しやすいです。どうぞこのホームページを見て、ご家族一緒にコミュニケーションをとりながら、手を動かしたり体を動かしたりしてみてください!
 最後に感染についてですが、新型コロナウイルス感染症が流行して2020年は子どもの感染症が激減しました。インフルエンザやRSウイルスといった呼吸器症状を認めるウイルス感染は流行しませんでした。皆様が日々行われている感染予防対策(手洗い、手指消毒、うがい)はとても大事だなと実感しています。
 マスク着用に関しては子どももマスク着用をお勧めします。ただし、乳幼児は正しくマクスを着用することが難しく、また息苦しい場合でも自分でマスクを外すことが困難ですので、特に2歳未満の子どもでは、マスク着用時には十分大人が気を付けてあげてください。

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